女の子の嘘が見抜けるようになりたいゾ。(初スト即)

どうも、3度のナンパより飯が好き

藤也です。

 

2018.1.24

 

19:30 その男はB街にいた。

 

1人でふらふらと街を歩き2人組の女の子に声をかける。

 

こんばんは、今日めちゃめちゃ寒いね。

 

ど誠実なオープナー。この街でガンシカはほとんどない。

当然オープンした。

 

今から呑みいくん?

 

そうなんです!でもどこも空いてなくて・・・

 

へぇ~そうなんだ!それにしても今日俺らお揃いだね。」

 

どっかの誰かが、いや多くの人が使ったであろうセリフ。

あまりにも強引な”それにしても”、

ただお揃いの服トークを使ってみたかっただけなのだろう。

 

え?え?全然違うじゃないですか!!笑笑

 

この時ばかりはずっと反応が悪かった奥の子も笑ってくれた。

 

お店見つかるといいね!見つからなかったら俺と呑もうや!

 

そういって男は放流した。

これはウォーミングアップだ。番げ打診も必要ない。本番はこれからだ。

 

朝方の女の子との電話の後ひどい自己嫌悪に陥っていたが

(「ちょっと早いお悩み相談だゾ。」)

クソ単純なこの男は1冊恋愛工学の本を読んだことと

仲間に相談をしたことで、もう吹っ切れていた。

 

男の名は藤也。

先週末クラブ初即、初マルチ即をしたかと思えば

数日後の逆ナン案件とのアポやネトナンの女の子との電話で病んだりと

まあ落ち着きのない感情の起伏が激しい男だ。

小学校低学年の頃から何も変わっちゃいない。

 

そして今は絶頂のハイテンションでストナンに出てきたのだった。

 

21:00 本日のウイング シュウゾウさん(@Syu21168940)と合流。

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初めての本格的なコンビストに藤也は心躍らせた

 

1組目

若い遊んでそうな2人組(下手すりゃ未成ねn)

 

こんばんは~今日めっちゃ寒いね~

 

書き起こせば起こすほどクソおもんない。

ど誠実と言えば聞こえはいいが。

 

これからどこ行くの~?

 

ホスト行くの!!

 

こっちにホストあったんだー

 

うん、あるよー

 

(そんなはずはない。ここら辺にホストなんて聞いたことがない。

 

藤也はB街の居酒屋やバーなどある程度は詳しい。

この時点で違和感を覚えていた。

 

うそうそ!私たちあのホテルに今から行くの!デリヘルやってんだ!笑笑

 

少し先に見えるビジホを指差し笑う彼女たち。

遊ばれていることがはっきりした。

結局彼女らは普通のバーが入っているビルに入っていった。

ナンパ慣れしていたのかもしれない。

 

まあ女の子が楽しめたならそれでもいいか。

 

コンビストの楽しさ故に

全く動じることはなかった。

 

すぐさま2組目。

キレイ目の20代2人組。

 

先ほどと同じ入り方。

しかしこの後仕事だと言うことで

あっけなく終了。キャバ嬢だった。

 

それにしても相方と全く息があってない。

シュウゾウさんお得意の堀北真希オープナーが

発動していたにも関わらず

それを聞き取ることができず乗っかれなかった。

 

だがいい感じだ。

地蔵時間が圧倒的に短い。楽しい。

 

22:00  3組目。声かけ。

1人がフラフラと前を歩き

もう1人が後ろをスマホを見ながら歩いていた。

(以下、フラ子、スマ子)

 

藤「こんばんはー、どっかお店探してるの?

 

はい、そうなんです

 

藤「どんなお店がいいん?

 

ゲイバーとか行ってみたくて笑笑

 

藤「あー、俺知ってるよ。一緒行こ?

 

先ほども書いたように藤也は

この街のお店に詳しい。

地の利をフルに使った好プレーだ。

 

しかし案内できたのはオカマバー。

 

彼女たちはそれじゃ満足しない。

どうしてもゲイがいいらしい。よくわからん。

 

どこでもいいから早く行こ!寒い!

 

どうするか話し合おうとするとフラ子がそう言った。

 

この街に相応しくない

凍えるような恨めしい寒さに

この時ばかりは感謝した。

 

結局4人で近くのバーへ行くことに。

 

大方、スマ子:藤也担当、フラ子:シュウゾウさん担当

 

といった感じになった。

 

その途中の会話。

 

ねーお兄さん何歳ー??

 

お兄さんと言う言葉に少し嫌気がさす。

 

藤「んー、何歳だと思う?見えた年齢でいいよ。

 

確実に相手が年上であろうと考え、はぐらかす。

 

28歳!!

 

(グハッ!!!)

(28歳…うん、まあいいんだ。慣れてる。

(やっぱ顔に歳が追いついてからやろうかな…)

 

年齢とイコールで見られたことなどほとんどない

顔もさることながら、雰囲気までも最近は大人だと言われる

表向きにはだいぶ落ち着いたものだ。

 

藤「うん、じゃあそれでいいよ28歳ね

 

ス「えーなにそれ、絶対違うじゃん!ねえ、私は?何歳に見える?

 

上を言って大人な女性だと言うべきか

下を言って若く見えると言うべきか。

これから発する2桁の数字が

今日の運命を左右するとも言える局面。

 

藤「うーーん、23??

 

返事が返ってくるまでのほんのわずかな間

それがいやに長く感じる。

 

(外したか…?)

 

ス「えーー!すごーい!なんで?!あたり!!

 

食いつきが大きく上がった。

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その後4人で結局普通のバーに入った。

 

ここで、フラ子21歳、スマ子23歳の看護師と判明。

病院の飲み会のあとで

二次会はメンツ的に参加しにくいが

三次会は行きたいため時間を潰すつもりだったらしい。

 

出身地や趣味など他愛もない話しが続き

誕生日の話に。

 

藤「待って、俺当てるから。

 

年齢を当てたことに調子に乗って口走った。

あるいは

相手が頭に浮かべた数字を当てるゲームと

勘違いしたのかもしれない。

 

藤「えっと、それは俺の誕生日から近い?どちらかといえば寒い?暑い?

 

えー、遠いかな。寒くも暑くもない笑

 

藤「じゃあ、俺の目見て。絶対目そらさずにいてね?あと顔の表情も変えちゃダメだよ?

いくよ、3月…4月…5月…6月……5月だね?

 

えーー!こわいこわい!なんで?!Dai●oみたい!!

 

見よう見まねの、やったこともないメンタリズムに成功した。本格的に勉強しようかと思った。

 

食いつきがさらに大きく上がった。

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日にちまで当てて!

藤「いやそれは無理!

 

しかし、運悪く?このバーで彼女の友達がかつて働いてたらしく、バーテンの人と絡み始めた。

そして、1人彼女はカウンターに行き

テーブルは3人になった。

 

(こりゃ、俺の方は無理だ。シュウゾウさんのサポートに回ろう)

 

食いつきはもうないのだと思った。

 

長居は無用とシュウゾウさんと判断し

バーを出た。

そして、街で有名な雑炊屋に行く話に。

 

雑炊屋0の前に来たところでシュウゾウさんが藤也の耳元でささやいた。

 

放流しようか

 

(え、なんで?!?!)

 

この時の藤也のなんで?!が意味していたのは

 

(なんで女の子手放すんですか?)

 

ではなく

 

(なんで雑炊食わんのですか?)

 

だった。

 

ずっと行ってみたかった雑炊屋を前に

ナンパしていたことを完全に忘れていた。

 

彼はまだ性欲より食欲

女の子より雑炊が食べたいらしい…

まったく…先が思いやられる。

 

藤「俺の方は多分無理なんでシュウゾウさんだけでも即ってくださいよ。セパしてみましょう?」

 

打診が通らなかったときのために

まずはライン打診でノーグダライン交換

 

そしてシュウゾウさんがセパ打診。

 

女の子2人が顔を見合せる。

 

私はスマ子と一緒〜〜

 

フラ子(シュウゾウさん担当)の友達グダ。

 

そのとき藤也の脳裏にふとある事が思い出された。

 

"女の子同士で相談させてはいけない"

 

おそらくはクラナンのブログ記事だっただろう。

しかし、応用できないはずはない。

 

2人が離れた隙にフラ子と話した。

 

当然スマ子には聞こえないように。

 

あのさ、ちょっとだけスマ子ちゃん借りていい?絶対三次会までにそっちに返すからさ?

 

これでダメならどうしようもない、諦めよう。

 

うん、いいよーー!スマ子をよろしく!

 

(いや、いいんかい!!さっきのなんなの?笑)

 

藤「ねえ、スマ子ちゃん。フラ子ちゃんが2人で行って来ていいよだってさ。

 

まあ、フラ子が良いっていうなら。てか、私あの二人が二人になりたかったなんて気が付かなかった。申し訳な~い!私だめだなぁ。

 

なんだかおかしなことになってきた。

ちょっとなんか違う部分もあるが

とりあえずセパ成功。

 

シュウゾウ-フラ子ちゃんペアはバーに、

藤也-スマ子ちゃんペアは居酒屋に移動した。

 

居酒屋は初めての店。

ただ、遅くまでやってるのと

ほぼ前品290円という安さで選んだ。

入ると個室に通された。

思わぬラッキーだ。

 

みーちゃんは飲み会で司会を任されていた為

あまり酔いきれていないらしい。

 

終始、彼女を褒めた。

嘘はつけない性分、本当に良い子だと思ったから素直に褒める事ができた。

 

藤「司会任されるってことは頼られてるんだね

 

私が断れないからだよ

 

藤「だからって誰にでもは頼めないでしょ?

スマ子ちゃんだから頼めたんだよ、きっと。

 

スマ子ちゃんからは、承認欲求を満たす言葉の嵐。

 

彼女おらんわけがない笑

めっちゃチャラいやんーー

 

チャラいは褒め言葉だと誰がが言ってた。

言われてそこまで気分の悪いものでもない。

 

合コンに行った事がないと言えば

 

絶対嘘や、それ藤也君が来たら皆そっちいくから呼ばれないだけだよ

 

本音か建前かなどしったこっちゃない。

それで本気で惚れるわけじゃあるまいし

本音だとこっちが勝手に思う分には

何も問題なかろう。

 

彼女に先輩から電話がかかって来て

電話をしているとき

中指を立てて、べ〜〜っと

イタズラな表情をしてみせると

その指を握って来た。

 

IOI、好意のサインを確かに受け取った。

その後もずっとテーブルの上で

彼女の手に自分の手を重ねていた。

 

しかしスマ子は終始俺に彼女がいると疑ってやまない。

 

藤「じゃあ、どうすれば信じてもらえるの?」

 

うーん、チューしてくれたら。

 

(よしきた!!)

 

勝ち確ともとれる一言を引き出した。

しかしテーブルを挟み向かい合って座っていたため、そのときはチューできなかった。

 

彼女が三次会に合流するため一時放流。

2人が立ち上がると

テーブルの反対にいる彼女の元に。

 

近そうで遠かったテーブル1つ分の距離。

その距離がほぼ0になった。

 

頭に手を乗せ顔をなぞるように

手を顎下まで滑らせる。

そのまま顔を近づける。

拒否反応はない。

そのままキス。

さらにDキス。

耳を触りながら首筋に唇をそわせる。

 

思わず彼女の声が漏れる。

 

飲み代は彼女が全部出してくれた。

 

藤「四次会呼んでね?

 

そう言って別れた。

 

シュウゾウさんと合流しうどんを即。

シュウゾウさんはバー帰りのエレベーター内で

キスを済ませていた。

即は諦めて準即を狙うという。

 

シュウゾウさんと別れ、彼女の連絡を待つ。

 

1:30 彼女からのライン

 

終わったー帰るね

 

藤「四次会はー??

 

飲むだけならいーけど、しないよ?

 

さっきの居酒屋ではギラついてない。

チューしてと言われたからしただけだ。

にも関わらず釘を刺された。

一気に即が遠のいた気がして

藤也は怖気付いていた。

 

とりあえずは会おうと

またもさっきと同じ居酒屋へ。

店員はどんな風に2人を見たのだろう。

 

主にみーちゃんの先輩である男の話。

三次会で一緒に飲んだが、女に電話をし始め

絶対このあとヤるために電話したのだと、それに腹を立てたらしい。

絶対その先輩のこと好きでしょ!といじるも頑なに否定。

複数の女と関係を持つ男が汚く嫌いらしい。

 

さらに即が遠のいた。

 

藤「でもスマ子ちゃんもさっきは俺とチューしたやん笑

 

押しに弱いの!!

 

やっぱりまだ即はそう遠くへ行っていないようだ。

 

1時間ほどで店を出る。

 

少し人通りのないところへ誘導。

再びキス。Dキス。

 

藤「またしちゃったね。

 

うん、でもここまでだよ。キスしかしない。

 

やはりここまでのようだ。

藤也は諦めて家へ送ることにした。

 

藤「あーあ、ここまっすぐ行きたかったなぁ

 

なんで?

 

藤「ホテルに続いてるもん笑笑

 

あー無理無理

 

完全に彼の負けだ。諦めるしかないだろう。

 

藤也くんの家行っちゃダメなの?

 

(ん?)

 

藤也くんの家行ってみたい!

 

(え、ホテルは嫌ってそゆこと?

 

まさかの展開に藤也は一瞬困惑する。

 

藤「なんで俺んちくるの?

 

どんなとこかなぁって外観だけ見て帰るの。」

 

(へぇ、外観気になるんだー。変わった子や。

建築関係に興味あるんかな。)

 

藤也はバカだ。冗談が通じない。

全部聞いたままに信じてしまう。

当然女の子の嘘もわからない。

 

家に着き、藤邸の扉を開ける。

彼女も藤也の後ろをついてくる。

 

(あれ?入ってくるやん?)

 

そりゃそうだ。

 

そっから先は彼もよく覚えていない。

 

ただ、こたつの隣合う辺に座っていたところ

彼女が隙間風寒いと言い、

藤也が彼女の隣に座った。 

 

そしてそのまま彼がこたつの中で寝ようとすると

彼女が椅子のリクライニングを倒し

彼の横に寝そべり藤也に抱きついた。

 

こたつの中では動けない2人は

布団に移動した。

 

あとはもう皆さんのご想像に任せよう。

 

行為の最中も彼女は叫ぶ。

 

いや!いや!もうやめてー

 

(え?辞めた方がいいの?挿れてるのに?)

 

やはり藤也にはまだ女の子の嘘と本当が分からない。

危うく挿入中に本当に抜いて辞めそうになった。

本音なのか、ダチ〇ウ倶楽部的なやつなのか判断ができない。

 

やっぱり女の子のことはわからない。

 

 

B街に乾杯~スマ子に幸せあれ~

 

よくぞ飽きずに最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメントどしどし来るのを待ってます!!

 

 

トゥットゥルトゥル トゥットゥルトゥル

トゥッ!トゥッ!トゥッ〜〜♪♪

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