明太子遠征に行くゾ。~後編~(初箱即)

 どうも、先日冷蔵庫を開けたら

箱アイスの空箱が8つほどでてきたアイス大好き藤也です。

(いや、ごみ捨てろや)

 

2018.1.20

 

のりこ「また会おうの前に、もう会いたいて。」

 

あき「また来てね。私も〇〇(県名)行く」

 

 

 

 

 

9:30

二度目のアラームの音で目を覚ました。

 

疲れなどとれちゃいない。

結局眠りについたのは朝の7時。

こんなもの仮眠でしかない。

昨日一晩中クラブで踊り明かしたのと

4時間バスに揺られた疲労

体全身、特に下半身に重くのしかかったままだ。

 

完全に開いてない目でスマホを確認すると

昨日一緒に踊った彼女のLINEが一番上に表示されている。

 

彼女は昨日10時半からテストなのだと言っていた。

時刻はすでに10時

昨日あれだけハイになって3時まで踊っていたのだ

未だに寝てしまっていてもおかしくない。

お節介かもしれないとは思ったが

人としてそこは気にかけずにはいられず

心配になって電話をかけた。

 

はーい、もしもーし

 

よかった。一安心した。

テストの結果がどうなるかは別として。。。

そして、思わぬ一言

 

今日の夜空いてない?ご飯でも行こうよ。

 

初めての逆アポに心が躍った。

 

昼間は相方の山崎が昨晩のキャップ子とアポになり

その間俺は一人で夕食のお店を探したり

お店からホテルまでの最短ルートを往復して

実際に歩いて確認した。

自分の主戦場でない以上、準備はより入念だ。

 

そして夕方になり、チェンジ。

今度は俺のアポの番だ。

 

山崎、1人にさせてわりぃな、バッチリ決めてくるぜ。

 

ちなみに山崎は相手に誘導されたネカフェで

本番手前までしたらしい。

相手がガチのリーセだったらしく本番ならずだったが

リア彼女と大違いの25歳の大人のテクに山崎は大興奮していた。

 

 

約束の時間に約束の場所で待ち合わせ。

昼間歩き回っている最中に偶然見つけた焼肉食べ放題のお店へ。

 

彼女はしっかりと自分の意見を持ち、それを人にちゃんと言える人だった。

そしてとても気が利いてよく食べる子だった。

 

よく食べる子が俺は好きだ。そしてよく食べる子に悪い子はいないと思っている。

根拠はまるでないけど。。。

そして何よりも、店員さんが何か持ってくるたびに

あ、ありがとうございます。」と毎回感謝する姿が好印象だった。

 

俺は、その人の人となりを判断する際に

このやり取りができるかできないか、それを基準の1つにしている。

お金出すのだから、料理出されて当たり前、レジ打ってもらって当たり前、

確かにそれはそうだろう。だから挨拶をしない人を軽蔑したりもしない。

ただ、人間と人間がやり取りする以上、それだけじゃないと思いたい。

 

彼女はそれを店員が来るたびに毎回していた。

 

さて話がだいぶ逸脱してしまった、元に戻そう。

これはナンパブログだ。

 

こちらから無理に話題を振る必要もなく

こちらが無理に話を合わせる必要もなく

それほど俺と彼女は似ている部分があり話が弾んだ。

 

お会計のときも

自分の分は自分で出すと奢らせてもらえなかった。

 

 

(さて、ここからどうしようか。)

 

 

店を出て、どのようにここから僕らの本拠地へ連れて行こうか考えた。

 

しかしその悩みは一瞬にして消された。

 

 

充電したいから、ホテル借りていい?

 

 

先輩方のブログを読んできた中で

充電をさせる口実でホテルに誘ったりする場面は何度か見てきた。

 

そう簡単にそんなんでついてくるもんかね

 

そう思っていたが、全く同じ状況が

またも、逆に相手からの打診でやってきた。

 

断る理由などない。そのまま二人で、昨日山崎と二人で寝た同じホテルへ。

 

万が一のために昼間何度も歩いて確認したホテルとお店との最短ルート。

まさか本当に役に立つとは思ってもみなかった。

 

やはり、準備はやりすぎてもそれにこしたことはない。

 

 

デザート食べたい、コンビニ行こう?

 

 

言わずと知れた”アイス(デザート)ルーティーン”。

 

そんな簡単に決まるものかね。

 

そう思っていたものがまた目の前で起きた。

しかも、またもや彼女からの提案だ。

 

まさか彼女はPUA??

 

そう思わざるをえなかった。

 

ホテルに着くと目的通りにスマホを充電し始め

一緒にプリンやお菓子を食べて少しまったりした。

 

彼女のLINEにはさっきから、彼氏からの連絡が頻繁に来る。

どうやら男の勘も、女の勘には勝てずとも捨てたもんじゃないようだ。

 

彼女たちはお互いが別の異性と何かしらすることを認め合っていた。

彼女らは夜の相性が悪く、彼氏の極度の早漏で辛い思いをしていた。

彼女は泣いたことすらあるらしい。

 

だから、彼氏は彼女に

「俺が埋められない部分を他の男で埋めてきていいよ。」

といい

彼女は彼氏に

「結婚後に女遊びにハマられたら困る、それまでに遊ぶだけ遊んで。」

と言っていた。

 

なんともカッコいいではないか。

お互いが心の深いところで信頼しあっているからこそ言えるセリフだろう。

お互いが最後にはお互いを選ぶと信じているからこそ許せるのだろう。

ただお互いに都合のいい関係とは違う確かな信頼関係がそこにあった。

 

彼氏でできない分思う存分楽しませてあげよう。

 

そう思ったもののなんだかんだ自分が早漏じゃないかどうかは

基準がないため判断ができない。

 

お疲れモードの彼女はベッドに自ら寝始めた。

 

「1時間だけ寝よう」

 

彼女の帰りのバスを考慮して2人でそう決めた。

 

1時間後にアラームをセットして俺も布団に潜り込んだ。

 

布団の中で向き合って、彼女の頭を触り、顔をぐっと近づけた。

 

拒否反応はない。

 

そのままキスをして、俺たちは重なり合った。

 

 

 

 

 

やっぱり長いといいね~

 

幸い早漏ではなかったようだ。

 

2回戦を始めようとしたその瞬間

 

《ピピピピピピピピピピピピピピ》

 

ピッタリ1時間の行為だったみたいだ。

2人でそれを笑いあって、シャワーを浴びた。

 

 

「なんで俺にしたん?山崎のほうがカッコいいやろ?」

 

確かに彼の顔は女の子ウケする顔だろうね。でも藤也といて楽しかったから。

 

俺のスト値じゃそうそう顔は刺さらない。

 

でも男はスト値だけじゃない。

 

楽しんでもらえたようで良かった。

 

その後、1人になっていた山崎が合流。

 

彼女から女の子目線でのクラブでの話を聞いたりしながら

少しの時間を過ごし、3人でホテルを出た。

 

彼女を駅まで送り

俺たちは再び戦いの舞台へ向かった。

 

 

これが即なのか準即なのかはわからない。

会って24時間以内が”即”だという考えもあれば

最初に会ったときが”即”だという人もいる。

だがそんなことはどうだっていい。

 

3度目のクラブでようやく初めての即につなげることができた。

 

チャッチャッ~チャチャチャチャ~・・・

 

 

いや!!まだ夜は終わらない!!

 

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再び山崎と乾杯。

山崎は昨日ハイになりきれなかったらしい。

今日は500mlで勝負に臨む。

 

初クラブ即を経験したためか

昨日より挙動に余裕があるのが自分でも分かる。

何かフェロモン的なものすら出ていたのかもしれない。(気のせいだ)

 

まずは2人でひたすらクラブを踊って楽しんだ。

そして声掛けを始めた。

 

今日はとても楽なクラブだ。

ハイになりきれた山崎が全部声掛けをしてくれる。

山崎が声掛けした逆3のところに俺があとから参入するだけだ。

 

1組目

俺の担当はあきちゃん(仮)。

25歳保育士だった。

 

「まだ、踊りたいでしょ?

 もし、帰るときに誰にもお持ち帰りされてなかったら連絡して。」

 

そう言ってLINEをあっさり交換した。

 

「ただ、今日この中ではコイツ(山崎)が1番イケてて俺が2番やけどな?笑」

 

そう伝えてニヤッと笑って送り出した。

今はとにかく数を打つことが先だ。

 

今思えばめちゃくちゃ恥ずかしいセリフだ。

だが、あのときはとにかく自信のある男を演じてみたかった。

いや、実際にそう思っていたのかもしれない。

それほどまでに俺は調子が良かった。

 

2組目

俺の担当は麻衣子(仮)

彼女の話を少しだけ聞いた。

クラブに来たときは3時にラーメンを食べて帰るのがルーティンであること。

最近彼氏と別れたストレスでタバコを吸い始めたこと。

 

タバコ吸わないの?

 

「うん、たまーに友達のもらうくらいかな。」

 

そうすると彼女は自分が吸っていたタバコを俺の口元にあててきた。

2人で1本のタバコを吸った。

 

ちょうど初めてこのクラブに来たときに

LINEを交換したあの子のときと同じように。

 

誰に似ているのかの話をすると

川北麻衣子に似ているとよく言われると答えた。

言われてみればたしかによく似ている。

おそらく今日の箱で上から数えたほうが早いスト値だろう。

 

「俺は〇〇に似てるって言われるよ。」

 

うーん、似てないよー。

 

「え、そう?似てないかー。」

 

うん。〇〇よりカッコいいと思う。

 

やっぱり今日は調子がいい。

 

「俺で声かけられたの100人目くらいでしょ?」

 

うーん、まだ50人だね笑

 

「そうか、じゃあ100人目の時にまた声かけるから記念品頂戴ね。」

 

おっけー、分かった。

 

「そして、3時にラーメン一緒に行こう」

 

うん、いいよ。

 

彼女たちがトイレに行ったため、山崎と俺は再び次の2人組を探した。

 

巻かれたのかもしれない、本当のトイレだったのかもしれない

でもそんなことどうだっていい。

とにかく今は次々に声をかけていこう。

スト高にもひるんじゃいない。最高の気分だ。

 

ただLINEを聞いていなかったことだけはひどく後悔した。

話に夢中になりすぎて打診のタイミングを完全に逃していた。

(この子とは一か月後奇跡の再会を果たし無事に番げ。)

 

それにしてもクラブというのは本当に奥が深く面白い場所だ。

山崎ほどのイケメンが声掛けをしても

昨日はすべて無視された。

しかし、今日は山崎の声掛けでもフルオープンする。

 

それがなぜだか俺にはすぐに分かった。

昨日は初めてのクラブに戸惑いながら声掛けをしていた。

だが今日はお酒も多めに入ってクラブにも少し慣れて

昨日と全く違った表情で声をかけているのが見ていてわかる。

 

 

”イケメンかどうかより、まずは自分がクラブを楽しめているかどうか”

 

 

先輩たちが言っていたことは本当だった。

 

1人でふらっとしていると山崎に呼ばれた。

 

呼ばれるがままについていくと

あきとその友達の姿が。

 

そしてあきは俺を見るなり懐に飛び込んできた。

 

「どうしたの?だいぶ酔ってるね?」

 

うんうん、酔ってない。

 

「絶対嘘だよ笑 これからどうするの?」

 

眠い。

 

「じゃあ、俺のホテルで一緒に休む?」

 

うんうん、公園に行きたい。

 

あきを外に連れ出した。

 

クラブ初連れ出しだ。

 

クラブのそばの公園のベンチで少しイチャった。(こんな言い方するか?)

 

人がいるよ~~

 

彼女は恥ずかしそうにした。

 

「分かった、じゃあ誰にも見られないとこいこ?」

 

うん

 

そうして、俺はタクシーを止めた。

 

ホテルに着き部屋に入ると

あきはベットにどさっと倒れこんだ。

俺も倒れこんだ。

 

あとは言葉はなにもいらない。

 

あきは背の低いおチビちゃん。

その小さな体がベットの上で暴れまわる。

とても敏感で

俺の唇をかじる様に求めてくる積極的な子だった。

 

ベットの上でぐったりと果てた小さな体。

とても25とは思えない。

 

 

その後シャワーを浴びて、山崎ペアに連絡。

俺が先に部屋を獲得したため、山崎たちは別のホテルを探したが

他のホテルが満室で結局同じホテルの別部屋をロング料金で借りていた。

 

あきは、山崎と事が済んだ友達と合流するため

そして、俺は猛打賞(ハットトリック)を狙うため

先に2人でクラブへ戻った。

しかし、山崎たちはそのままホテルで寝るということで

俺たちもすぐ戻ることにした。

 

 

ホテルへ戻る帰り道。

ふと脳裏にあるフレーズが流れ、口から出た。

「フンフンフンフン~♪」

フンフンフンフン~♪

全く同じタイミングで全く同じフレーズが隣から聞こえてきた。

俺たちは驚いた表情でお互いの顔を見て笑った。

 

Camila Cabello「Havana ft. Young Thug」。

 

百何十億年もの時間が流れ、これからも流れゆく宇宙のなかの

たったの数秒の間、1つの惑星の1つの国の1つの町で出会った

76億人のなかの男女二人が

 

何百万、何千万、いやそれ以上存在する曲の中から

クラブで流れていた訳でもなく

街角から聞こえてきた訳でもない曲の1フレーズを

なんの前触れもなしに完璧に同じタイミングで口ずさんだのは

もはや恐怖すら覚えるレベルの偶然のシンクロだった。

 

気づいていないだけで2人はこの曲をどこかで一緒に聞いていたのだろうか。

それとも別々の場所で知ったのだろうか。

いずれにせよ、俺はこの曲を聴くたびに

彼女のことを思い出すだろう。

 

「なんで、俺を選んでくれたん?他にも声かけられたろ?」

 

うーん、面白かったから。

 

やっぱり顔は刺さっていない泣

でも、楽しい思いをさせてあげることができたのかもしれない。

 

私実はね、一時期風俗で働いていたの。

 

突然彼女が語り始めた。

 

誰にも知られたくなかったであろう

彼女の過去の話。

心の奥に閉まっていたであろう

彼女のつらかった過去。

それを自ら打ち明けてくれたのが嬉しかった。

 真に俺のことを信頼してくれた気がした。

 

もーむかつく。

 

口数も少なく

返しもクールな彼女を

悪戯に意地悪気味 にいじって

そう言わせるのを楽しんでいる自分がいた。

 

俺って実はSなのか。。。

 

俺の中に眠っていた新たな俺が顔をのぞかせた。

 

部屋に帰るとすぐに二人で眠りについた。

 

翌朝起きると、またも彼女から仕掛けてきて2回戦が始まった。

 

その後、駅まで送迎。

歩きながらも、その小さな体で年上感を出そうとする彼女。

 

ここまででいいから!

 

最後まで強がる彼女はやっぱり可愛かった。

 

その後一人で牛丼屋へ。

 

 

藤也助けて

 

山崎からのLINE。

 

俺が起たんくてできんかった、マジで申し訳ねえ

 

チングダが発生したようだ。

 

 

しょうがなく2人の部屋に行き3人で談笑。

 

その後、俺は一人で昼食へ。

福岡のリア友クラスタkohh@kohh_pup ‏)と合流し

一日40食限定の

「ニクゼン ステーキ丼特盛」1,200円を即食い。

 

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これだけ肉が盛られてても飽きの来ない旨さ!!ごちそうさまでした!!

 

そして天神スト。

 

結果は1声掛け 坊主笑

 

公園で雑誌の取材を適当に受けて

バスターミナルへ。

 

バスの中で彼女たちにLINEした。

 

のりこ。

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あき。

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遊んでもらったのは俺の方だ。

それなのに、こんなに好いてもらえるなんて。

楽しんでもらえてよかった。

喜んでもらえてよかった。

 

声をかけてよかった。

 

出会えてよかった。

 

長かった2日間もこれで終わり。

 

この街が俺を大きくした。

 

常にLINEで援護射撃をしてくれたWAVY

情報提供と合流をしてくれたkohh

一緒に戦ってくれた山崎

応援してくださったPUAの方々

そして女の子たちに感謝を込めて。

 

あ、あと俺の初即をアシストしてくれたこの3人にも。

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さよなら明太

ただいマンゴー

 

キャッツに乾杯~二人の女の子に幸せあれ~

 

長文・駄文にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました!!

コメントお待ちしております!!

 


チャッチャッ~チャチャチャチャ~チャン!♪

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